
残り数日!スローで再生可能なファッションを提案する「Trace Collective」
購入期限:2019.12.11
日本にはいくつもの伝統的な絣(かすり)の文化があります。染めわけた糸を織ることで幾何学的な模様を出していくという、日本以外にもアジアには広く見られる織物です。そのうちのひとつが「久留米絣」。日本の三代絣のひとつと呼ばれる久留米絣は、幕末の時代に井上伝という女性によって考案されました。現在では伝統工芸品にも指定され、洋服の服地などに使われているのを見かけることもあります。ちなみに作家の太宰治は久留米絣の着物がお気に入りだったんだそう。
そんな伝統模様が、そのままガラス皿になりました。その名も「飛白(ひはく)」。生地を上下からガラスで覆うことにより、織物の質感を損なわず、かつちゃんとお皿としても使えるプロダクトになっています。プリントなどでは表現しきれない繊維の質感がそのままお皿になっているのが魅力ですね。
今回は主に、日本国外市場に向けてのアピールということで、海外のクラウドファンディングに挑戦している飛白。そのためか、模様もあまり複雑なものではなく、市松模様や亀甲など、シンプルでオーソドックスなものが揃っています。日本に住むわたしたちにはそれなりに見慣れているものですが、シンプルなパターンは日常使いしやすそう。もちろんインテリアとして飾っておいても素敵ですが、和洋中問わず、いろいろなお料理にしっくりマッチしそうです。大皿を1枚買ってもいいし、小皿を家族の人数分買ってもいいし。
ちなみにこちらのプロダクト、現在の予定では今回のクラウドファンディングのみの限定生産です。久留米に旅行に行けば買える、というわけではありませんので、気になった方はぜひサイトでチェックしてくださいね。
出典:Japanese Traditional Kimono Fabric Meets "HIHAKU GLASS" | Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1922932662/japanese-traditional-kimono-fabric-meets-hihaku-gl
購入期限:2017.03.31