Fashion

2019.06.27

これぞ正統派「麻」、ヘンプでできたスニーカー「DopeKicks」

購入期限:2019.07.20 

出典:https://www.kickstarter.com/projects/dopekicks/dopekicks-the-1st-waterproof-hemp-shoes

「麻」をカタカナでいうと… 「リネン」だと思う人が多いんじゃないかと思います。では、「ヘンプ」を漢字にすると…? これも「麻」ですね。あれ? となった方、これがこのプロダクトのキモなんですよ!

「DopeKicks」のアッパーはヘンプ製。このヘンプ、麻は麻でも「大麻」のこと。葉っぱや花がマリファナになる、あの大麻です。アヘンの材料になるケシのように、植物全体が違法なのでは? と思いきや、大麻の繊維は日本でも流通可能なんです。

出典:https://www.kickstarter.com/projects/dopekicks/dopekicks-the-1st-waterproof-hemp-shoes

本来日本語の「麻」は大麻のことを指していたそうで、発見されている弥生時代の繊維はほとんどが麻なんだとか。古くから日本の気候や生活に馴染んできた麻を繊維としてもう一度見直そうという動きも活発になってきているようです。「タイマ」と呼ばずに「オオアサ」と呼んでいるブランドも。

ちなみに、冒頭で引き合いに出した「リネン」は、厳密には「亜麻布」のこと。同じ麻という字が入りますが、違う植物なんです。

さて、そんな大麻で作られた「DopeKicks」です。改めて名前を見てみると「Dope」(ドーピングのdope)がついています。このあたり、大麻の使用に親しみがあるカルチャーから生まれてきたブランドなんだろうなーという印象ですが、このブランドが拠点を置くカリフォルニアでは大麻の使用が合法化されていますので言うだけ野暮ですね。

マリファナを作るとしてもあまってしまうのが大麻の繊維です。廃棄物かと思いきや、先ほどご説明したように繊維として使われてきた歴史は長い。そこに着目して「DopeKicks」は作られました。

出典:https://www.kickstarter.com/projects/dopekicks/dopekicks-the-1st-waterproof-hemp-shoes

まずウォータープルーフというところがポイント。こちらは大麻の繊維にコーティングがしてあるとのことなので、それなりに撥水が長持ちすることが期待できます。もともと大麻は規制薬物であるだけでなく、繊維が扱いにくいという難点もあって廃れてきてしまっている素材なんだそう。現代のテクノロジーだからこそ、扱いにくい素材を最大限に生かすことができるのかもしれません。

出典:https://www.kickstarter.com/projects/dopekicks/dopekicks-the-1st-waterproof-hemp-shoes

アッパー素材がマリファナの廃棄物なら、ソールは古い靴から作られたアップサイクル素材でできています。ネップがついたような色合いはリサイクルゆえ。

出典:https://www.kickstarter.com/projects/dopekicks/dopekicks-the-1st-waterproof-hemp-shoes

インナーソールにはコルクを使用しています。全体的にとても軽く、吸湿効果のある天然素材が多く使われているので夏場も快適に履けそう。

現在のお値段は一足99ドルから。お届け予定は9月と、残念ながら真夏には間に合いませんが…。耐久性ある素材なので、きっと来年の夏まで履けるはず。人気商品となっていますので、チェックはお早めに!

出典:DopeKicks - The 1st waterproof hemp shoes | Kickstarter

https://www.kickstarter.com/projects/dopekicks/dopekicks-the-1st-waterproof-hemp-shoes

購入期限:2019.07.20 

author赤星 友香
piggiesagogoクロシェター、ライター。オリジナルのあみぐるみ、かぎ針編み小物のパターン制作をメインに活動中。3ピースバンド「めがね」もやっています。

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